ISO9001、ISO14001、Pマークは規格があり、その通り進めることが欠かせません。問題はその規格内容です。
その内容は品質や環境、個人情報の管理にはきめ細かに定められています。
しかし、当然かもしれませんが、会社の売上向上、コストダウン等の業績向上には直接触れていません。ですから、取得してから、即、そのような効果が出るのは難しいでしょう。
しかし、そのシステムを構築、維持し、外部審査を通すためにはかなりの手間やコストがかかります。
それらと、取得効果を天秤にかけますと、思ったほどの成果を上げてない会社も多いのではないでしょうか。
マネジメントシステムの素晴らしい点としてPDCAのサイクルを回すことにあります。Pが各種マニュアルとして、Cは内部監査や外部審査、マネジメントレビューが挙げられますが、
このシステムが適正に回すと考えれば、もし、Pである各種マニュアルに売り上げ向上に結び付く内容をマニュアル化して、社員教育して、上記のC及び改善であるAを行えば、成果に結びつくのは難しくないでしょう。
当然、その内容は規格外ですので、ISOやPマークとは別になりますが、それらのシステムの素晴らしい点を活用しない手はないと思います。